ご来場ありがとうございました

「テイクジートイズ」から「テイクジー」に分かれての初めての展示会が終了しました。
多くのお客様に足を運んでいただき、
木のおもちゃだけでなく、木の家具にも、貴重なご意見をもらうことができました。
初めての家具展開ながらご注文もいただけたこと、今後の活動の自信となりました。
とても充実した9日間でした。
ありがとうございました。

どんな展示内容だったのか、一部写真でご紹介します。

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ホワイトアッシュのシロクマベビーと、チェリーのツキノワグマベビー。

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がらがらどりはおなかの中に小さなビー玉が入っています。
テイクジーの中では人気が集中のころころどり、
ホワイトアッシュとウォールナットのコンビネーションがいいですね。

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テイクジーカーは「テイクジーブロック」と共通の大きさの穴があいているのがポイント。
一緒に組み合わせて遊べます。

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一番注文を頂けた、「ほんとソファ」。
ライトやお盆の機能性には、皆さん納得のようでした。

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「テイクジーブロック」は価格を抑えて新発売となり、変わらぬ人気です。

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桶を椅子にしちゃった「オーケースツール」。
座面はコルクで少し浮かしてはまっているので、適度なクッション性があります。

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「オーケースツール」は「オーケーハンガー」に変身します。

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長らく売り切れだった「テイクジーズー」が復活です。
シンプルなおもちゃながら、遊び方使い方はいっぱいです。

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テイクジーの自信作「オンブーチェア」。
食事椅子部分だけがはずれ、テーブルと椅子に変身するのは、実際に目にすると驚きがあります。

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テイクジー家具のオールラインナップ。
会場に来て下さった方は「あの机と椅子は?」とお気づきかもしれません。
きれいな写真を撮って後日アップします。

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ブロックやズーで遊べるスペースもありました。
連日、子どもから大人まで楽しんでいただきました。

今回のテイクジーエキシビジョンでは、見ていただいたお客さんの多くが、
中川岳二作品展にお越しの方ということもあり、
木の魅力や、家具を長く使ってもらう工夫などを理解して下さる方ばかりでした。
自分たちの考えに共感して下さったこと、
始まったばかりの家具づくりへの自信につながりました。
ありがとうございました。
これからも、生活に根ざしながらも、ちょっと変わった木製品をつくっていきますので、
ご期待下さい!

さて、今後の活動について少し説明をしたいと思います。
現時点でのテイクジーの製品は、
「木のおもちゃ」の中の「ベービーベアー」「ころころどり」「がらがらどり」「テイクジーカー」はテイクジー工房で、
「テイクジーブロック」と「テイクジーズー」は協力工場で作っています。
また、「木の家具」は協力工房で作ています。
今回の展示会ではテイクジー工房で作った「木のおもちゃ」はほぼ完売となり、
ホームページでの販売も入荷待ちとさせていただきました。
今後はできるかぎり協力工場や工房をさがして、もう少し作れる数を増やせないかと思っています。

今後も「木のおもちゃ」の展開はまずテイクジー工房で生産してみて、
評判を見ながら協力工場で生産して行く手順を踏みます。
僕たちは無理なく生産して行きたいので、
テイクジー工房で作った一回目の製品と、その後の製品は値段が変わることになります。
普通あまりないことかもしれませんが、
木製品は工場の設備や得意分野で作る早さや上手さが決まりますので、
つくる工場で値段が変わるのことは仕方がないところです。
そのつど最適な工場や工房(それがテイクジー工房の時も)で、適正な価格にて製造販売いたします。
どうぞご理解下さいませ。

さてさて、始まったばかりのテイクジーは、まだまだよちよち歩きで、
どうにか展示会に商品を揃えられ、ホッと一息ついているところです。
今後はしっかりと地に足つけて歩いて行けるように、
ひとつひとつよい木製品を生み出して、地道に継続していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

テイクジーエキシビジョン、もうすぐです。

展示会まで1週間を切りました。
オイル塗装が終盤を迎えて、ようやくゴールが見えはじめました。

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さて、先日お送りしました案内状が評判のようで嬉しいです。
とくに家具の写真が雰囲気があってよいとのことで、
どこかのスタジオでプロに撮ってもらったの?と聞かれたりしました。

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実際はこんな感じです。
家具の試作品制作でtake-gの予算はかつんかつん、個展準備も時間がぎりぎり。
自宅で自分で、モデルも家族で、大慌てで撮影しました。
基本的に僕が撮影していて、僕がモデルになっているのは影山が撮影しています。

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作品写真は工房に簡易スタジオを作って、
ありったけのライトを集めて撮影しました。

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正直こちらはあまりうまく撮影できなかったので、後日撮り直そうと考えています。

撮影した写真で、ホームページのデザイン、案内状のデザインを妻が一気に仕上げます。
男たちは案内状を折り畳んで、封筒にイン。
郵便局がゴールデンウィークに入る前にどうにか滑り込みました。

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作品や商品のアイデアから制作、それらの広報に至るまで、
パソコンやデジカメなどの普及で、やろうと思えば何だって自分たちでどうにかなります。

あとtake-gのロゴなどのより良いものにしたい部分は友人に助けてもらいました。
テイクジーブロックのパッケージのイラストや、
take-g toy’sの木のマークを描いてくれた馬場さんにtake-gの新ロゴも頼みました。

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馬場さんはとにかく書きます。
1つのパターンでなんこもなんこもひたすら書きまくります。
少しイメージをずらして、またなんこもなんこも。
微妙な線の揺れにすごくこだわりがあるんです。

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ぼくは既存のフォントも好きですが、手書きのものには敵わないと感じます。
絵がうまい人は習字が上手で、共通して筆が上手につかえるってこともありますが、
線と形へのこだわりの強さが大事なのかと思います。
馬場さんの描いたtake-gロゴ、すごくかっこよくなったと思います。
デザインがデジタル化していく中でも、
ペンと紙と人の手が生み出すものにはなかなか追いつけないと、
馬場さんの仕事に学ぶところは多いです。

テイクジーでは積極的に協力工場や工房と仕事をしていこうと考えてしますが、
人の手が動くことで発する温度が感じられる製品作りを心がけていこうと思います。
まぁ、予算がなければ僕と影山がここの工房で動きまくって汗かくしかないわけですが。

テイクジーを新たにはじめました

ホームページをリニューアルしました。

「テイクジートイズ」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本日から「テイクジートイズ」のホームページは、
「中川岳二」と「テイクジー」の2つのページに分かれました。

中川岳二のホームページ/http://nakagawa.take-g.com/

テイクジーのホームページ/http://www.take-g.com/

新しいURLにブックマーク等のご変更をお願いいたします。

「テイクジートイズ」で作っていたものを「作品」と「商品」に分け、
「作品」は「中川岳二のホームページ」で、
「商品」は「テイクジーのホームページ」でご覧いただけるようになりました。

展示会準備と並行して進めていますので、至らぬ部分多々あるかと思いますが、
お気づきの点がございましたら、どしどしご指摘ください。

さて、いよいよ「こてんこてん展」まで1ヶ月を切りました。
案内状を発送しましたので、今日明日には届いているかもしれません。
案内状が届かない、私も案内状が欲しいという方がございましたら。
住所とお名前を書いて、「案内状が欲しい」という件名でメールして下さい。
メールアドレス/info@take-g.com

今回のリニューアルで何が一番変わったのかというと、
「テイクジートイズ」から「トイズ」が無くなったことかもしれません。
案内状に書いた内容なのですが、ここにも書きたいと思います。

(案内状テイクジー面の表紙)
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テイクジーを新たにはじめました。

テイクジートイズという活動名を考えついたのは14年前。
大学3年生の課題制作の時でした。
立体の寄せ木作品に初めて挑戦して、
試行錯誤のすえ完成した『セッシャとソレガシ』は
不思議な存在感を持っているように感じました。
課題作品の提出には、作品とコンセプトボードが必須です。
コンセプトボードというのは、
作品の意図やイメージなどを言葉ににしてアピールするものなのですが、
僕はこれが好きではありませんでした。
自分の頭の中に浮んだ「美しい」と感じたイメージを言葉にできるのなら、
美術を学ぶよりも文学を学べばよいのではとその頃は考えていました。
特に『セッシャとソレガシ』は言葉を着せることが似合わない気がして、
コンセプトボードの代わりにおもちゃのパッケージ風の箱を作り提出することにしました。
その箱にリアリティを持たせるために、
架空のおもちゃ会社「テイクジートイズ」と書いてみたのが、ことのはじまりです。

それから10年余りが過ぎ、作家として活動していると、
テイクジートイズの中にある「作品」と「商品」に線を引く方が
分かりやすいかなと思うようになってきました。
2012年に影山がスタッフとして加わったのをきっかけに、
自分でいうと何か変なのですが
「テイクジートイズ」を「中川岳二」と「テイクジー」に分けるということになりました。
「トイズ」をなくしたのは、
「テイクジー」では家具にも力を入れていこうと考えているからです。

突然ですが、
日本の森林面積は明治時代に比べて減っていると思いますか?増えていると思いますか?
人口が増え、都市が広がり、郊外では森を切り開き住宅地の開発が進み、
都心で自然を感じるのはビルの合間の限定的な場所のように思われます。
でも意外なことに、日本においては森林面積は増え続けているのです。
森林面積は減っていると感じたとすると、
森林が減ったのではなく、生活が森林から遠ざかっているということなのでしょう。

戦後復興と高度成長期を見据えて「国土緑化」「愛国造林」等の合い言葉とともに、
約60年前位から日本の山には盛んに植樹がされました。
そのほとんどが住宅用建材になる、杉や檜、松などの針葉樹です。
しかし、僕自身が作品づくりでケヤキ以外の木は輸入材を使っているように、
日本ではすぐそこにある山の木よりも、輸入材を多く利用しています。
家具の制作に広く利用される広葉樹は、
樹種によっては輸入材でしか手に入らないからということもあります。
ただ木造住宅を建てるために必要な針葉樹は日本の山に豊富にあり、
60年前に植樹された木が「収穫期」を迎えているにもかかわらず、
安価な輸入材に押され思うように利用が進んでいません。

世界の陸地の30%が森林なのだそうですが、
日本では国土の約70%が森林で世界で3番目に森林率が高い国だとのことです。
先進国では群をぬいて高い森林率を持つ国の一つで、
その広大な森林が保有する木材として利用できる森林蓄積の半分以上が、
先人が緑化せねばと木を植えた人工林が占めるそうです。
僕の住んでいる長野県は森林率が79%ですから、
ほぼ森林の、あとは畑で、ちょっと町です。
森林を貴重な資源だと捉えるなら、
溢れんばかりの資源の中に住みながら、利用の仕方を忘れ生活からは遠ざけている状態です。
昨年、林業作業体験講座を一年を通して受講したことで感じる事ができました。

「テイクジー」の家具は地元長野県産の針葉樹を利用して作っていこうと、はじめました。
人と森を繋げることのできるような、針葉樹ならではの魅力ある家具になればと思います。
「テイクジー」で目指していることと、
「中川岳二」の寄木作品との両方を
今回の「こてんこてん展~ここは信州中野だよ~」にてお見せできればと思っております。

花咲く信州中野にて、お待ちしております。               2014年5月

take-g Exhibition 2014/テイクジーの展示会

take-g Exhibition 2014/テイクジーの展示会
の、お知らせです。
●会期
2014.5/31(土)open13:00~17:00
6/1(日)~6/8(日) open10:00~17:00
●個展会場
ギャラリ「のらりくらり」(テイクジー工房のとなりです)
入場無料
住所 長野県中野市吉田 970-1(地図はこちら
問合せ tel 0269-23-2121
●交通
(電車)長野新幹線ー「JR長野駅」 善光寺口から長野電鉄線
長野電鉄「長野駅」ー「信州中野駅」・・・特急30分・普通45分
信州中野駅南口より徒歩15分
(車) 上信越道 信州中野 I.C. から10分
駐車場あります。(日野神社、会場より徒歩1分)

会期・会場ともに
中川岳二作品展「こてんこてん展~ここは信州中野だよ~」と同じです。

林業体験、炭焼き。

年末年始と慌ただしすぎて、ようやく一息つきました。
針葉樹家具がヤマ場を迎えながらの年末に、
年始は人生の岐路なのでは!という話しをしに来客が海を越えてやってきて、
林業体験はといえば、やってきましたお泊まり炭焼き大会です。
炭火焼の焼き肉とか焼き鳥とかコーヒーとかを楽しんだんじゃなくて、
炭火焼をするため必要な「炭」を作る炭焼きです。

土の中に埋まった窯の中に材料をつめます。

窯の手前側の焚き口で火を焚きます。
この火は炭になる材料を燃やすのではなく、熱い空気だけを送るようにしてあります。
炭は木の燃えかすではなく、木を蒸し焼きしたようなものだそうです。
窯の後ろ側から煙がでてきました。

この日は日中でも氷点下、雪の地面からも寒さが体を上ってくるようです。

焚き口からぱたぱた扇ぐと、後ろからモクモク煙がでてきます。
この煙の色がだんだんと変わっていき、
最後は煙がでなくなると炭のでき上がりだそうです。

炭焼きは夜中までかかるので、待ち時間を利用して、
「鑑賞炭」というものをつくります。
鑑賞できる炭、ようは見て面白い炭を作ろうということです。

まつぼっくりやドングリ、ほうずきやバナナ、折り紙など、
とりあえずなんでも炭になりそうなものを缶に入れます。
火にかけること2時間あまり・・・。

まっくろまつぼっくりの完成。
鑑賞に堪えうるかどうかは、見る者の感性しだいといわざるをえません。
さて、夜中までかかるということは、お泊まりということ。
林業センターの宿舎に泊まります。
食事は自炊なので、火の番班と料理班に分かれます。

夜は宴会、ご馳走の準備です。
林業体験参加者の中にそば打ちをできる方がいて、影山が教わりながら挑戦中。
さらに猟友会の人もいて、鹿肉、熊肉、猪肉の差し入れがありました。
汁ものに焼き肉に美味しく食べました。
林業体験では木を倒して炭にするところまで経験でき、
ジビエまでいただけば、そうとうに森を味わった感じです。

夜になって寒さひときわ、
体の火の方を向いてる側はいいのですが、反対側は凍り付きそうです。
まだまだ煙が立ち上っているので、先は長そう。

宿舎での宴会の最中も交代制で火の番。
ようやく煙がでなくなってきました。

最後は焚き口を閉じ土で埋め、完全に酸素を絶ちます。
窯の内部が冷めるまで炭は出せないので、次の林業体験までお預けです。

次の日は、打って変わって林業や森林管理に置ける「GPS」や「GIS」の活用の講義です。
GPSはカーナビなどでお馴染みの衛星を使った位置情報のシステム。
GIS(geographic information system)はコンピューター上で、
地図情報と森林の状態(木の種類や土地の豊かさ等)、所有者等の情報を結びつけ活用するシステム。
なにやら今までの体験とはかけ離れたハイテクな世界に迷い込みました。

GPS片手に森の中に入って見れば、なるほどなるほど。

一度も行ったことのない森の中の目標物に迷うことなくピンポイントで到着です。
真冬の森の中で仕事をすることを考えると、なんとも心強い存在です。
もう森の中にラビリンスを描くことはできませんね。
実際の使用を想定すると、例えば林道脇に危険な倒木や枯れ木を発見した時、
GPSで位置を測位、GIS上にマークし、管理事務所に連絡、直ちに出動。
発見者は事務所に戻ることなく、次の管理現場で仕事を継続できます。
林業現場での事故や震災等の緊急時の利用等も考えると、
とても重要なシステムであることが分かります。
僕なんかは森に入ってこの木いいなぁと思ったら、
GISにマークして所有者を検索、購入の交渉に行くなんて考えると面白いですね。
GPS、GIS以前であれば、よいと思った木に戻ることができないとか、
誰に話しにいけば買えるのかとか、調べる労力だけでも大変なものです。
ようやく所有者に会えて木を見に行こうとして、
たしか南にあの山が見えて東にあの谷があって、えーと、
見たんすよ、ほんと見たんす!このあたり、いやあのあたり、
ほんとですから・・・すみませんでした。
便利な世の中になったものです。

木の赤ちゃんが雪と寒さにじっと耐えるの図。
人も木も春がまちどおしい今日この頃ですね。