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blog | take-g | テイクジー | 木のおもちゃ・木の家具 - Part 11

読書人?

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<ほんとソファ>
オプションのほんとライト・ほんとプレート・ほんとポケットを使用しています。
座っている娘はこのとき1歳1ヶ月でした。

ほんとソファは、
親子で絵本を読むにはぴったりのソファです。
オプションのほんとポケットに、絵本をざっくりと入れることができます。
ソファの背もたれの上部分を覆うように引っかかった大きなポケットは、
丈夫な帆布でできています。
絵本以外にも、新聞や雑誌、リモコンを入れてもいいかもしれませんね。

他にもオプションのほんとライト、ほんとプレートは
取り外しが簡単で、左右どちらにでもつけかえられます。

去年の7月には「芸術新潮」のgoodsページに
「ほんとソファ」を紹介していただきました。

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簡潔な文章の中に、ほんとソファの魅力がぎゅっと詰まっていて嬉しかったです。
編集の方は、やっぱり本好きなのでしょうね。
本文見出しも「読書人のためのソファ」にしてくれました。
写真の赤ちゃんが逆さまに絵本を持っているのが、なんだか可笑しいですよね。
この記事を読んでご注文くださった方もいて、
きっと本との素敵な時間のために
このソファを選んでいただけたんだと思います。

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1歳10ヶ月になった今日の彼女は一人で読書。
開いているページも、節分・豆まき・・・
1週間前の夜にお姉ちゃんと一緒に殻付きピーナッツをお父さんに投げたこと、思い出してる?

いちにちさくら

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<オンブーチェア>
6歳9ヶ月(身長117cm)と、1歳0ヶ月(体重9kg)が座っています。

4月のtake-g exhivisionの撮影から10ケ月。

上の写真の頃から、子供達は10ケ月ぶん大きくなりました。
1歳の娘は歩くのも食べるのも喋るのも、ずいぶん上手になり、成長が劇的です。
今日は1日、take-g家具とさくらを追いかけてみました。

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朝ごはん。
ちょっと座面が冷たかったので、試作品の座布団を入れて座らせました。
オンブーチェアの食事椅子のおぼんは2段階の調節つき。
クッションの厚みがあるので、広くして使っています。
さくらは1歳10ヶ月、体重は10kgになりました。

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昼ごはん。
座布団をとっていますね。
食事椅子のおぼんは朝よりもひとつ狭くなっています。

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まだごはんの途中ですが降りてしまいました。
「でもまだ食べる」と、戻ってきてくれました。

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片付けを始めると、台所をうろうろ・・・。
ブロックを置いてみると、ひとりで遊んでくれました。

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歯が生え始めの頃、ブロックをよくガリガリかじって、歯固めにしていました。
成長の跡が残っていますね。
タイヤに絡んでいるのは輪ゴムで、巻きつけて遊ぶのが好きなようです。
伸びたり縮んだりがおもしろいのかな?

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おやつです。
ここは、食べるところではないんですけどね。
もりもり食べてくれるのは
とても嬉しい。

追記
初めまして、中川千恵子です。
これから時々、take-gのブログの更新をしていこうかと思います。
母親の目線から、
take-gの家具や、take-gのおもちゃとの日々を綴っていけたらと思います。

ご来場ありがとうございました

「テイクジートイズ」から「テイクジー」に分かれての初めての展示会が終了しました。
多くのお客様に足を運んでいただき、
木のおもちゃだけでなく、木の家具にも、貴重なご意見をもらうことができました。
初めての家具展開ながらご注文もいただけたこと、今後の活動の自信となりました。
とても充実した9日間でした。
ありがとうございました。

どんな展示内容だったのか、一部写真でご紹介します。

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ホワイトアッシュのシロクマベビーと、チェリーのツキノワグマベビー。

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がらがらどりはおなかの中に小さなビー玉が入っています。
テイクジーの中では人気が集中のころころどり、
ホワイトアッシュとウォールナットのコンビネーションがいいですね。

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テイクジーカーは「テイクジーブロック」と共通の大きさの穴があいているのがポイント。
一緒に組み合わせて遊べます。

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一番注文を頂けた、「ほんとソファ」。
ライトやお盆の機能性には、皆さん納得のようでした。

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「テイクジーブロック」は価格を抑えて新発売となり、変わらぬ人気です。

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桶を椅子にしちゃった「オーケースツール」。
座面はコルクで少し浮かしてはまっているので、適度なクッション性があります。

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「オーケースツール」は「オーケーハンガー」に変身します。

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長らく売り切れだった「テイクジーズー」が復活です。
シンプルなおもちゃながら、遊び方使い方はいっぱいです。

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テイクジーの自信作「オンブーチェア」。
食事椅子部分だけがはずれ、テーブルと椅子に変身するのは、実際に目にすると驚きがあります。

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テイクジー家具のオールラインナップ。
会場に来て下さった方は「あの机と椅子は?」とお気づきかもしれません。
きれいな写真を撮って後日アップします。

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ブロックやズーで遊べるスペースもありました。
連日、子どもから大人まで楽しんでいただきました。

今回のテイクジーエキシビジョンでは、見ていただいたお客さんの多くが、
中川岳二作品展にお越しの方ということもあり、
木の魅力や、家具を長く使ってもらう工夫などを理解して下さる方ばかりでした。
自分たちの考えに共感して下さったこと、
始まったばかりの家具づくりへの自信につながりました。
ありがとうございました。
これからも、生活に根ざしながらも、ちょっと変わった木製品をつくっていきますので、
ご期待下さい!

さて、今後の活動について少し説明をしたいと思います。
現時点でのテイクジーの製品は、
「木のおもちゃ」の中の「ベービーベアー」「ころころどり」「がらがらどり」「テイクジーカー」はテイクジー工房で、
「テイクジーブロック」と「テイクジーズー」は協力工場で作っています。
また、「木の家具」は協力工房で作ています。
今回の展示会ではテイクジー工房で作った「木のおもちゃ」はほぼ完売となり、
ホームページでの販売も入荷待ちとさせていただきました。
今後はできるかぎり協力工場や工房をさがして、もう少し作れる数を増やせないかと思っています。

今後も「木のおもちゃ」の展開はまずテイクジー工房で生産してみて、
評判を見ながら協力工場で生産して行く手順を踏みます。
僕たちは無理なく生産して行きたいので、
テイクジー工房で作った一回目の製品と、その後の製品は値段が変わることになります。
普通あまりないことかもしれませんが、
木製品は工場の設備や得意分野で作る早さや上手さが決まりますので、
つくる工場で値段が変わるのことは仕方がないところです。
そのつど最適な工場や工房(それがテイクジー工房の時も)で、適正な価格にて製造販売いたします。
どうぞご理解下さいませ。

さてさて、始まったばかりのテイクジーは、まだまだよちよち歩きで、
どうにか展示会に商品を揃えられ、ホッと一息ついているところです。
今後はしっかりと地に足つけて歩いて行けるように、
ひとつひとつよい木製品を生み出して、地道に継続していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

テイクジーエキシビジョン、もうすぐです。

展示会まで1週間を切りました。
オイル塗装が終盤を迎えて、ようやくゴールが見えはじめました。

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さて、先日お送りしました案内状が評判のようで嬉しいです。
とくに家具の写真が雰囲気があってよいとのことで、
どこかのスタジオでプロに撮ってもらったの?と聞かれたりしました。

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実際はこんな感じです。
家具の試作品制作でtake-gの予算はかつんかつん、個展準備も時間がぎりぎり。
自宅で自分で、モデルも家族で、大慌てで撮影しました。
基本的に僕が撮影していて、僕がモデルになっているのは影山が撮影しています。

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作品写真は工房に簡易スタジオを作って、
ありったけのライトを集めて撮影しました。

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正直こちらはあまりうまく撮影できなかったので、後日撮り直そうと考えています。

撮影した写真で、ホームページのデザイン、案内状のデザインを妻が一気に仕上げます。
男たちは案内状を折り畳んで、封筒にイン。
郵便局がゴールデンウィークに入る前にどうにか滑り込みました。

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作品や商品のアイデアから制作、それらの広報に至るまで、
パソコンやデジカメなどの普及で、やろうと思えば何だって自分たちでどうにかなります。

あとtake-gのロゴなどのより良いものにしたい部分は友人に助けてもらいました。
テイクジーブロックのパッケージのイラストや、
take-g toy’sの木のマークを描いてくれた馬場さんにtake-gの新ロゴも頼みました。

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馬場さんはとにかく書きます。
1つのパターンでなんこもなんこもひたすら書きまくります。
少しイメージをずらして、またなんこもなんこも。
微妙な線の揺れにすごくこだわりがあるんです。

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ぼくは既存のフォントも好きですが、手書きのものには敵わないと感じます。
絵がうまい人は習字が上手で、共通して筆が上手につかえるってこともありますが、
線と形へのこだわりの強さが大事なのかと思います。
馬場さんの描いたtake-gロゴ、すごくかっこよくなったと思います。
デザインがデジタル化していく中でも、
ペンと紙と人の手が生み出すものにはなかなか追いつけないと、
馬場さんの仕事に学ぶところは多いです。

テイクジーでは積極的に協力工場や工房と仕事をしていこうと考えてしますが、
人の手が動くことで発する温度が感じられる製品作りを心がけていこうと思います。
まぁ、予算がなければ僕と影山がここの工房で動きまくって汗かくしかないわけですが。

テイクジーを新たにはじめました

ホームページをリニューアルしました。

「テイクジートイズ」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本日から「テイクジートイズ」のホームページは、
「中川岳二」と「テイクジー」の2つのページに分かれました。

中川岳二のホームページ/http://nakagawa.take-g.com/

テイクジーのホームページ/http://www.take-g.com/

新しいURLにブックマーク等のご変更をお願いいたします。

「テイクジートイズ」で作っていたものを「作品」と「商品」に分け、
「作品」は「中川岳二のホームページ」で、
「商品」は「テイクジーのホームページ」でご覧いただけるようになりました。

展示会準備と並行して進めていますので、至らぬ部分多々あるかと思いますが、
お気づきの点がございましたら、どしどしご指摘ください。

さて、いよいよ「こてんこてん展」まで1ヶ月を切りました。
案内状を発送しましたので、今日明日には届いているかもしれません。
案内状が届かない、私も案内状が欲しいという方がございましたら。
住所とお名前を書いて、「案内状が欲しい」という件名でメールして下さい。
メールアドレス/info@take-g.com

今回のリニューアルで何が一番変わったのかというと、
「テイクジートイズ」から「トイズ」が無くなったことかもしれません。
案内状に書いた内容なのですが、ここにも書きたいと思います。

(案内状テイクジー面の表紙)
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テイクジーを新たにはじめました。

テイクジートイズという活動名を考えついたのは14年前。
大学3年生の課題制作の時でした。
立体の寄せ木作品に初めて挑戦して、
試行錯誤のすえ完成した『セッシャとソレガシ』は
不思議な存在感を持っているように感じました。
課題作品の提出には、作品とコンセプトボードが必須です。
コンセプトボードというのは、
作品の意図やイメージなどを言葉ににしてアピールするものなのですが、
僕はこれが好きではありませんでした。
自分の頭の中に浮んだ「美しい」と感じたイメージを言葉にできるのなら、
美術を学ぶよりも文学を学べばよいのではとその頃は考えていました。
特に『セッシャとソレガシ』は言葉を着せることが似合わない気がして、
コンセプトボードの代わりにおもちゃのパッケージ風の箱を作り提出することにしました。
その箱にリアリティを持たせるために、
架空のおもちゃ会社「テイクジートイズ」と書いてみたのが、ことのはじまりです。

それから10年余りが過ぎ、作家として活動していると、
テイクジートイズの中にある「作品」と「商品」に線を引く方が
分かりやすいかなと思うようになってきました。
2012年に影山がスタッフとして加わったのをきっかけに、
自分でいうと何か変なのですが
「テイクジートイズ」を「中川岳二」と「テイクジー」に分けるということになりました。
「トイズ」をなくしたのは、
「テイクジー」では家具にも力を入れていこうと考えているからです。

突然ですが、
日本の森林面積は明治時代に比べて減っていると思いますか?増えていると思いますか?
人口が増え、都市が広がり、郊外では森を切り開き住宅地の開発が進み、
都心で自然を感じるのはビルの合間の限定的な場所のように思われます。
でも意外なことに、日本においては森林面積は増え続けているのです。
森林面積は減っていると感じたとすると、
森林が減ったのではなく、生活が森林から遠ざかっているということなのでしょう。

戦後復興と高度成長期を見据えて「国土緑化」「愛国造林」等の合い言葉とともに、
約60年前位から日本の山には盛んに植樹がされました。
そのほとんどが住宅用建材になる、杉や檜、松などの針葉樹です。
しかし、僕自身が作品づくりでケヤキ以外の木は輸入材を使っているように、
日本ではすぐそこにある山の木よりも、輸入材を多く利用しています。
家具の制作に広く利用される広葉樹は、
樹種によっては輸入材でしか手に入らないからということもあります。
ただ木造住宅を建てるために必要な針葉樹は日本の山に豊富にあり、
60年前に植樹された木が「収穫期」を迎えているにもかかわらず、
安価な輸入材に押され思うように利用が進んでいません。

世界の陸地の30%が森林なのだそうですが、
日本では国土の約70%が森林で世界で3番目に森林率が高い国だとのことです。
先進国では群をぬいて高い森林率を持つ国の一つで、
その広大な森林が保有する木材として利用できる森林蓄積の半分以上が、
先人が緑化せねばと木を植えた人工林が占めるそうです。
僕の住んでいる長野県は森林率が79%ですから、
ほぼ森林の、あとは畑で、ちょっと町です。
森林を貴重な資源だと捉えるなら、
溢れんばかりの資源の中に住みながら、利用の仕方を忘れ生活からは遠ざけている状態です。
昨年、林業作業体験講座を一年を通して受講したことで感じる事ができました。

「テイクジー」の家具は地元長野県産の針葉樹を利用して作っていこうと、はじめました。
人と森を繋げることのできるような、針葉樹ならではの魅力ある家具になればと思います。
「テイクジー」で目指していることと、
「中川岳二」の寄木作品との両方を
今回の「こてんこてん展~ここは信州中野だよ~」にてお見せできればと思っております。

花咲く信州中野にて、お待ちしております。               2014年5月