2013年12月 一覧
林業体験
先日、また林業体験に行ってきました。
先月も林業体験にはいっていたのですが、
忙しくて記事にしていなかったので合わせて書こうかと思います。
先月は間伐作業を勉強し、
今月は枝打ち、薪割り作業を勉強しました。
間伐は夏にも講座がありましたが、復習を兼ねて、立木を数本倒しました。
影山が伐倒しています。
狙った方向にきれいに倒れました。
今回は伐倒した木を短く玉切りし、薪割りをします。
薪ストーブは2回だか3回体を温めるなんて話をききますが、
慣れない薪割りは暖めるどころか汗がでるくらい体が熱くなりました。
影山は運動神経が良いからか、最初から薪割りが上手です。
いきなり太い丸太をパッカーンと割っていました。
お次ぎは枝打ちです。
腰に付けたベルトに結ばれたロープを立木に回し、
簡易的なはしごを利用して木に登ります。
木の上からの眺めはなかなかに爽快で、スポーツとしても楽しめそうだなと思いました。
最近、岩を登るボルダリング(フリークライミング)が流行っていると聞きましたが、
木に登って、おまけに枝打ちをして、森がきれいになる、
エダウチングを流行らすというのはどうだろうと思いました。
ぜひ、なにかの記者の方は「エコとエクササイズの新提案エダウチングが長野で静かなブーム!」
と焚き付けてみてはいかがだろう。
杉や松の小枝は、実際に火の焚き付けには最高だそうですよ。
枝打ちの目的は、枯れ枝や、日の当たりづらくなった枝を切り落として、
節の少ない木に育てることにあります。(木材の節は枝が生えていた跡)
節の少ない材料は美観が高いので、節の多いものに対して高値で取引されます。
きれいな木製品を作る以前に、きれいな材料を作るため、
なんとも地道な作業があることに改めて思いいたりました。