お知らせ 一覧

本を読むのがもっと好きになる。

hontosofa_special orders

ほんとソファの特注、スリーシーターサイズができました。
クッション生地の素材と色も、お客様に見本帳の中から選んでいただきましたので、
ぐっと大人っぽいほんとソファになりました!
「畳の部屋にもしっくりきますね。」と嬉しいお声をいただきました。

take-g

コメントをどうぞ

オンブーチェア、カラマツハウスへ。

DSC_5527

DSC_5545

ちょっと前になりますが
オンブーチェアを購入してくださった方の
住居兼事務所の完成見学会へ行ってきました。

開放的なダイニングルームにあったオンブーチェアは
4歳の息子さん用の食事椅子として、すっかり新築のお宅になじんでいました。

それもそのはず。ここはその名も「カラマツハウス」。
カラマツといえばオンブーチェアもほんとソファもカラマツを使用した家具です。
なるほど〜。
施主兼、設計者のサトウさんは
長野県原産のカラマツをふんだんに使用した建築で、まさに県産材利用に貢献しているのです。
テイク・ジーもカラマツの魅力を発信しつづけて森林資源の活用に貢献していきたいです。

DSC_5528

椿建築所を営むサトウさんは、(サトウさんのブログです。)
独立前に勤めていた工務店にて、我が家の土蔵を改修工事を担当し
テイクジーの展示会場である「のらりくらり」をリノベーションしてくださった方でもあります。
古かった土蔵が、しっくいと漆黒のギャラリーに生まれ変わった時は
感動したことを覚えています。

来月この土蔵にてオンブーチェアの設計をした中川岳二の展示会があります。
期間中はテイクジーの定番商品も展示販売致します
お近くの方は是非お越しくださいませ。
お待ちしております。

中川岳二寄木作品展・テイクジー展示会
2015年
10月10日(土)初日のみ13時〜17時
10月11日(日)から 18日(日)10時〜17時
会場:蔵のギャラリ「のらりくらり」(入場無料)
長野県中野市大字吉田970–1(工房となり)

交通:上信越自動車道 信州中野ICより10分
お車は日野神社へ(臨時駐車場)/
JR長野駅より長野電鉄に乗り換え→
信州中野駅下車→信州中野駅南口より徒歩15分

● Exhibition information
■take-g Exhibition information.&Takeji Nakagawa Kotenko-Tenten

Time: 2015 October 10 (Sat) open 13:00~17:00
October 11 (Sun)~18 (Sun) open 10:00~17:00

Free admission and free parking available

Place: Gallery “Norari-Kurari” (next to Nakagawa Takeji workshop)
Address: 970-1 Yoshida, Nakano-shi, Nagano-ken, JAPAN
Tel: 0269-23-2121

Transport: (Train) Nagano-shinkansen – JR Nagano Station
Nagano-dentetsu (line) – Nagano Station
30 min by Express; 45 min by Normal
Shinshyu-Nakano Station
15 min by food
(Car) Leave Jyoetsu-Do Shinshyu-Nakano I.C.
10 min

● Exhibition summary
There will be many Takji Nakagawa original robots,toys,furniture.

nakagawa_takeji_exhibision

nakagawa_takeji_exhibition

take-g

コメントをどうぞ

オンブーチェア、モノマチセブンヘ。

DSC_5382

ほんとソファに同じ絵本が2冊?
いえいえ
向こうの絵本は図書館で借りた大型絵本なんです。
ほんとポケットに入るかも?と思ったら、ぴったり!
思わず通常版と並べました。
ポケットのはばは、ひとつほぼ35cmです。

DSC_5430

こちらはオンブーチェア。
身長ほぼ90cmと105cmの娘が並んで座っています。
2歳の娘の食事椅子として毎日使っているオンブーチェアは
明日からイベントのため出張です。
第7回モノマチ (通称:モノマチセブン)
に参加します!
会期は2015 年5 月22 日(金)・23 日(土)・24 日(日)
場所は東京都台東区台東2-10-13 ブルーミング 1F です。

「モノマチとは?」・・・2011 年から始まった「モノマチ」は、古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつ台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km 四方の地域) を歩きながら、「街」と「ものづくり」の魅力に触れていただく3日間のイベントです。
(モノマチwebサイトより抜粋)

テイクジーの家具、おもちゃの一部も展示・販売しています。
お近くの方は是非遊びに来てください。
テイクジーの展示場所はこちらです。
http://monomachi.com/?page_id=4558&no=534
会場には影山がいますので、実際に手にとって見たい方がありましたら、遊びに来てください!

take-g

コメントをどうぞ

ほんとポケット

ほんとポケットには、子どもたちのお気に入りの本が入れてあります。
でもたまに「いま読んでほしいなー」と思う絵本に入れ替えてみたりもします。
絵本が変わったことに次女が気がつき、「これ読んで〜」と持ってきてくれました。
本棚に埋もれていたので、ひさびさに読んであげられてよかったな。

DSC_3438

(ほんとポケットはソファの背もたれのフレームに吊るす、帆布でできた袋です。)
今度は3女が木のくまさんを持ってきてくれました。

DSC_3439

そうか!しろくまさんにお友達?

take-g

コメントをどうぞ

テイクジーを新たにはじめました

ホームページをリニューアルしました。

「テイクジートイズ」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本日から「テイクジートイズ」のホームページは、
「中川岳二」と「テイクジー」の2つのページに分かれました。

中川岳二のホームページ/http://nakagawa.take-g.com/

テイクジーのホームページ/http://www.take-g.com/

新しいURLにブックマーク等のご変更をお願いいたします。

「テイクジートイズ」で作っていたものを「作品」と「商品」に分け、
「作品」は「中川岳二のホームページ」で、
「商品」は「テイクジーのホームページ」でご覧いただけるようになりました。

展示会準備と並行して進めていますので、至らぬ部分多々あるかと思いますが、
お気づきの点がございましたら、どしどしご指摘ください。

さて、いよいよ「こてんこてん展」まで1ヶ月を切りました。
案内状を発送しましたので、今日明日には届いているかもしれません。
案内状が届かない、私も案内状が欲しいという方がございましたら。
住所とお名前を書いて、「案内状が欲しい」という件名でメールして下さい。
メールアドレス/info@take-g.com

今回のリニューアルで何が一番変わったのかというと、
「テイクジートイズ」から「トイズ」が無くなったことかもしれません。
案内状に書いた内容なのですが、ここにも書きたいと思います。

(案内状テイクジー面の表紙)
dm_blog

テイクジーを新たにはじめました。

テイクジートイズという活動名を考えついたのは14年前。
大学3年生の課題制作の時でした。
立体の寄せ木作品に初めて挑戦して、
試行錯誤のすえ完成した『セッシャとソレガシ』は
不思議な存在感を持っているように感じました。
課題作品の提出には、作品とコンセプトボードが必須です。
コンセプトボードというのは、
作品の意図やイメージなどを言葉ににしてアピールするものなのですが、
僕はこれが好きではありませんでした。
自分の頭の中に浮んだ「美しい」と感じたイメージを言葉にできるのなら、
美術を学ぶよりも文学を学べばよいのではとその頃は考えていました。
特に『セッシャとソレガシ』は言葉を着せることが似合わない気がして、
コンセプトボードの代わりにおもちゃのパッケージ風の箱を作り提出することにしました。
その箱にリアリティを持たせるために、
架空のおもちゃ会社「テイクジートイズ」と書いてみたのが、ことのはじまりです。

それから10年余りが過ぎ、作家として活動していると、
テイクジートイズの中にある「作品」と「商品」に線を引く方が
分かりやすいかなと思うようになってきました。
2012年に影山がスタッフとして加わったのをきっかけに、
自分でいうと何か変なのですが
「テイクジートイズ」を「中川岳二」と「テイクジー」に分けるということになりました。
「トイズ」をなくしたのは、
「テイクジー」では家具にも力を入れていこうと考えているからです。

突然ですが、
日本の森林面積は明治時代に比べて減っていると思いますか?増えていると思いますか?
人口が増え、都市が広がり、郊外では森を切り開き住宅地の開発が進み、
都心で自然を感じるのはビルの合間の限定的な場所のように思われます。
でも意外なことに、日本においては森林面積は増え続けているのです。
森林面積は減っていると感じたとすると、
森林が減ったのではなく、生活が森林から遠ざかっているということなのでしょう。

戦後復興と高度成長期を見据えて「国土緑化」「愛国造林」等の合い言葉とともに、
約60年前位から日本の山には盛んに植樹がされました。
そのほとんどが住宅用建材になる、杉や檜、松などの針葉樹です。
しかし、僕自身が作品づくりでケヤキ以外の木は輸入材を使っているように、
日本ではすぐそこにある山の木よりも、輸入材を多く利用しています。
家具の制作に広く利用される広葉樹は、
樹種によっては輸入材でしか手に入らないからということもあります。
ただ木造住宅を建てるために必要な針葉樹は日本の山に豊富にあり、
60年前に植樹された木が「収穫期」を迎えているにもかかわらず、
安価な輸入材に押され思うように利用が進んでいません。

世界の陸地の30%が森林なのだそうですが、
日本では国土の約70%が森林で世界で3番目に森林率が高い国だとのことです。
先進国では群をぬいて高い森林率を持つ国の一つで、
その広大な森林が保有する木材として利用できる森林蓄積の半分以上が、
先人が緑化せねばと木を植えた人工林が占めるそうです。
僕の住んでいる長野県は森林率が79%ですから、
ほぼ森林の、あとは畑で、ちょっと町です。
森林を貴重な資源だと捉えるなら、
溢れんばかりの資源の中に住みながら、利用の仕方を忘れ生活からは遠ざけている状態です。
昨年、林業作業体験講座を一年を通して受講したことで感じる事ができました。

「テイクジー」の家具は地元長野県産の針葉樹を利用して作っていこうと、はじめました。
人と森を繋げることのできるような、針葉樹ならではの魅力ある家具になればと思います。
「テイクジー」で目指していることと、
「中川岳二」の寄木作品との両方を
今回の「こてんこてん展~ここは信州中野だよ~」にてお見せできればと思っております。

花咲く信州中野にて、お待ちしております。               2014年5月

take-g

コメントをどうぞ