2019年5月 一覧

牛久の森のベイビーベア

「牛久自然観察の森」で育った「山桜の木」で作った「ベイビーベアー」を納品し、
ネイチャーセンターに設置されたとのことで連休中に遊びに行ってきました。
昨年の2月に山桜を切り倒し、材料の乾燥を待って、制作開始、
この春にやっとお披露目できました。

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出来上がった沢山のクマたちには、家も完成しました。

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多種多様な木のおもちゃが並ぶネイチャーセンター。

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クマたちのお尻には何かが描かれています。わかるかな〜?
ぜひひっくり返して確かめてみてください。

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間伐材を利用したビー玉を転がす木のおもちゃ。かなり楽しそうです。

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センターの外は広大な森の散歩道が広がっています。

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水辺で野鳥を観察するスポットもあります。
望遠レンズの一眼レフを構えてる方達がいたので、
きっと珍しい野鳥も訪れるのでしょう。
ちなみにこの日は影山の子供とその友達とで遊びに来ています。

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これが昨年2月の切り倒す前の山桜。

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結構大きいですね。

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そしてこれが今の状態です。
木は切り倒しても根が生きているので、左側にひこばえ(新しい芽)が出ています。

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切られたばかりの根元。
少しクセっぽい年輪が、ベイビーベアの木目になると(一番最初の写真)
面白い表情になりました。

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倒木からクマの完成まで、大変貴重な経験をさせてくださった
「牛久自然観察の森」の皆さんには心から感謝しています。
「木を活かしていく」
言うは易く行うは難しといつも思っています。
一つの機会を、一つ一つ成功させていくしか方法はありません。

年初には別件で、中野市産の木で作ったクマを、
中野市で生まれた赤ちゃんにプレゼントする企画も行いました。
このクマに使われたのは県指定天然記念物のカヤの木です。

大雪のために倒れてしまい市民から大変惜しまれていたところ、
縁あってこの「カヤの木」でクマ作ることとなり、
由来を知る人たちにはとても喜んでいただきました。

僕たちはこの企画にやりがいと意義を強く感じています。
建物の建設や道路の拡張で切らなければならない木、
台風や大雪で倒れてしまった木、
けれど思い出の詰まった木は、どうにか残したいと思うものです。
もちろん生きたまま残せるならば越したことはありませんが、
どうにも切る以外に道がない時、
もしお役に立てそうなことがあればお声がけください。
「木を活かしていく」一つの機会に僕たちも協力させてください!

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